道徳の教科化、中学校でも

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

文部科学省は昨日(27日)、平成31年度から
使用される『中学校道徳』の教科書検定結果を
公表しました。
中学校用の教科書は、申請した全社が
検定を通過したようです。

道徳の教科化が、いよいよ中学校でも
始まるわけですね。

今までの『道徳』は教科ではなく、
週に一度ある教科外の活動でした。
使用するものも、検定を受けていない
本だったり、先生が独自に作った
プリントだったり。

しかも、週一回必ず授業があるわけでもなく、
他の科目に変わってしまうこともしばしば。
(行事の準備に割り当てられることも
多いですよね・・・)
それが学校での『道徳』の位置づけだったと思います。

軽視するつもりはないが、結果として
軽視されがちになってしまう。
そんな道徳が、教科化されるとどうなるのか。

そもそも、教科って何でしょうね。
その説明がこちら↓
「教科」とは、教科書を使用し、教科ごとの免許があり、
数値による評価を行うものを言いますが、道徳については、
数値による評価を行わず、担任が担当することから、特に
「特別の教科」という新たな位置づけが設けられました。
平成30年度から小学校で、31年度から中学校で
「特別の教科 道徳」(道徳科) が始まります。
  <文部科学省HPより引用>

教科化に踏み切ったのには、
社会問題になっているいじめなどの現実の問題に対応できていない
ということや
本を読んで感想を述べるだけで終わってしまっている
といったことが背景にあるようです。

教科化によって当然懸念されるのが、
〇どう評価するのか
〇そもそも評価(数値化)できるのか
ということですよね。

ただ。
これはあくまでも私個人の意見ですが。
どう評価するかということよりも、
議論の場を継続して持てることに
大きな
意義があるのでは?
と思っています。

〇自分について考える。
〇他人について考える。
今の生徒たちは、そんな状況が圧倒的に
不足していると思うのです。

人は人との関わり無しに生きていくことは
出来ません。
その関わりについて考えることは、生きていく
上で絶対に必要なこと。

違いを意識する。違いを理解する。違いを受け入れる。
それを道徳の時間を通じて生徒一人ひとりが
身につけられれば、それだけでも道徳を
教科化する意味はあると思っています。

確かに、英語や数学のように
知識の伝達で済むものではないですから、
道徳の授業を進めていく上で
色々と課題は出てくると思いますが、
積極的な議論が成されることを
期待したいと思います。

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