伸びる『鼻』には意味がある

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

昨日の深夜から本日にかけてJR東日本が
次世代新幹線車両の試乗会を実施しました。
その名も『ALFA-X(アルファ―エックス)』。

最高速度が時速400kmで、実際に営業する際は
360kmでの運転を目指しているとのこと。
現在の東北新幹線の最高時速が320kmなので
格段にパワーアップしていますね。

時速360kmとなるともう想像も出来ない
速さですので、当然その速さに対する影響も大きいはず。

今まで試験走行を繰り返してきているようですが
速度向上の一番の壁(敵?)は『騒音』です。
路線周辺に与える影響(騒音や振動)を
とにかく最小限にするよう試験を重ねているようです。

特に問題となるのが『トンネル』。
高速走行をしているとトンネルに突入する時に
圧力波が生まれます。
これがトンネル内では拡散できないんですね。

するとどうなるか。
圧縮してたまった『波』が衝撃波となって
トンネル出口で解放されるわけです。
その時の音や振動はとてつもないもの。
「ドーン」という砲撃のような音になるため
『トンネルどん』という名前までついているそうです。

試験走行では、その影響を調べるため
先頭車両のいわゆる『鼻』の長さを
いくつか変えているようです。
(一つは鼻の部分だけで16m。もう一つは22mにもなるそう)
鼻を長くすることで、圧縮比率を下げ
少しでも空気を逃がせるようにしているわけですね。

私は昭和の人間ですので、私にとって
新幹線と言うとこのような形が馴染み深い。
  ↓    ↓    ↓

でも、いつの頃からか新幹線の鼻が
どんどん伸び出しました。
近年は、あの鼻の部分に乗って行けるんじゃないか?
という位伸びに伸びています。(当然乗れないですが(笑))。

どんどん伸びる『鼻』には、トンネルでの
衝撃と音を抑えるというきちんとした
役割があったんですね♪

速さだけを求めたら。
恐らくもっと速く出来るし、もっと早く
導入・営業も出来るでしょう。
でも、乗客や周辺住民のことを考え、
一つ一つ着実に積み上げていく運用を見ると
ほんと日本らしい取り組みだなぁと思います。

この新幹線。
北海道新幹線が札幌まで延伸する予定の
2031年春の導入を目指しているとのこと。
楽しみですね♪

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