記述断念・・・

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

昨日、大学入試の在り方を検討する
文部科学省の有識者会議が行われ、
2025年1月以降の大学入学共通テストにおける
英語民間検定試験と記述式問題の導入について
「実現は困難と言わざるを得ない」とする
提言案を示しました。

まだ正式決定ではありませんが、
恐らく提言がまとまり次第
導入断念を正式に発表すると思われます。

要は、検定試験導入出来ません。記述式問題無理です。
ってことですが、そもそも何が問題だったのでしょうか。

ここでも何度もお伝えしていると
思いますが、ポイントは2つ。

一つは『自己採点ができない』点。
もう一つは運営側の『採点ができない』点です。

受験生にとっては、出願大学を決定するために
自己採点が必要ですし、とても大事です。
が、記述式は正解・不正解を自分で判断することが難しい。

自分で採点ができないから、結果どの大学に出願するか
判断しにくくなります。
ある程度の『予想』で自己採点してみたとしても、
実際の点数と開きが出てしまうかもしれません。

運営側の問題としては、時間の制約がある中での
採点作業というものが挙げられます。
およそ50万人分の答案を3週間で
採点しないといけないわけです。

50万人を3週間でということは、1日2万人以上の
答案を採点しないといけない。
ただ丸付けするだけじゃないですからね。
採点基準を設け、採点者にそれを徹底した上でのことですから。
これはなかなかに厳しい。

まあ、予想出来たことではありますが。
それを含め、どうすれば実施できるかを考えなければいけないし、
それを話し合う時間だったと思うんですが。
その為の入試改革だったんだし。
・・・って、毎回同じことを言っていますね、私(苦笑)。

記述式というのは、入試改革の柱・目玉
だったわけです。
それが崩れた今、入試システムが
どこに向かうのか不透明になってきました。

今後の推移を見守っていくしかないですが、
振り回される生徒の身になると
なんとも残念な気持ちです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です