テスト直前で生徒がたくさん来ています。
授業がある日に早く来たり、学校から直接やってきたり。
教科書たくさん詰め込んで10キロあるリュックを背負ってやってくる子もいます。
すぐに勉強する気になれず、学校であった出来事をひとしきり話してからやっと鉛筆を握る子もいます。
「早く来たんだからそろそろはじめなさーい」って声をかけてあげることもあります。
それでも家で一人でいるよりきっかけを作ってあげられるかなと思っています。
どんなふうに対策をしているのかを見れるので、やり方を変えたほうがいい場合は提案もしていきます。
しっかりと自分のやり方があって得点できている子はいいですが、
頑張っている時間が結果につながらないと苦しいですもんね。
やっただけの結果が出れば自信がついてあとは自分で動けるようになるんです。
そんなちょっとのきっかけをあげたいと思って、来てくれている子には声掛けして回っています。
中1の生徒たちもテストに慣れてきて、“とにかくワークを早めに片付ける!”という意識は定着しているようです。
中2の生徒たちは“もうすぐ受験生”という意識が芽生え、自習生がする子が増えてきました。
その中の一人、黙々と問題に取り組んでいる生徒が腕まくりをしたら、服の下から湿布がチラリと見えたので
「どうしたの?」と聞くと
「えー、テスト勉強しすぎで腱鞘炎…」って言うではないですか。
思わず笑っちゃいましたが、確かにここ数日、とにかく問題を解きまくっている。
えらい、えらすぎる!!!
今日は都立入試本番。
頑張っている生徒たちを見送ったそばから、次の受験生の気合を感じました。