子どもの興味関心の芽はいつどこで芽吹くか分かりません。
ただ、たくさんの子どもたちに携わる中で、やはり興味関心の強い子はご家庭でのコミュニケーション量が多いです。
子どもが「これってなーに?」と聞いたときにすぐ解決に導いてあげられるかどうか…。
ばたばたしている日常でリアルタイムに答えてあげることは忙しい保護者様にとって難しいこともあると思います。
しかし、自分から聞いてきたことというのは少なからず興味を示したものです。
もちろん保護者様も全ての質問に答えられるわけではありません。
そのときは一緒に考えてみたらいいんです。
一緒に図書館行ってみたり、もしくはネットで調べてみてください。。
子どもと一緒に勉強して、新しいことを知る楽しみをともに分かち合えばいいのです。
子どもが大きくなると保護者様も知らない情報をたくさん仕入れて帰ってきます。
得意げに話すことがあれば、「へー。」って受け流すのではなく、
「それってどういうことなの?」と聞いてみてあげて下さい。
インプットしたことをアウトプットすることは大切です。人に伝える力もつきます。
子どもに興味があることが分かると休日の過ごし方も変わるでしょう。
絵に興味がある子であれば、一緒に画材道具を買いに行ったり、美術館に行ったりできます。
鉄道に興味がある子であれば、あえて車を使わず電車で移動してみるのもいいでしょう。
自分自身の好きなことを親が理解し、共有してくれることは子どもにとってはとてもうれしいことです。
日ごろから信頼関係を築くことができれば、進路選択の際にも素直に相談しあえることができるはずです。
コミュニケーションをしっかりとることで、興味関心の芽が芽吹いた瞬間にそれを開花させる次の一手を打つことができるでしょう。
ふと手を休めて子どもの言葉に耳を傾け、好奇心・探求心を大切にしていきましょう。
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