こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
3月になり、小6の生徒は英語を本格的に勉強し始めています。
と言っても、まずはアルファベットの大文字・小文字を
書けるように練習したり、ローマ字の書き方・ルールを
学んだりという所からなんですけど。
そのローマ字ですが。
『ヘボン式』を基本にしていこうという
答申がまとめられたようなんです⤵
ローマ字見直し(時事通信 3/11(火) 19:29配信)
ローマ字にはいくつか種類があり、
『ヘボン式』と『訓令式』が代表的です。
ヘボン式・・・海外の方が日本語に近い発音をするために作られたもの
訓令式・・・日本人が日本語の並びに近くなるよう作られたもの
ヘボンさんが作ったのがヘボン式なので、『英語風』に
なっているということですね。
でも、これだと分かりづらいかもしれません。
なので、例を出すと
「ち」 ヘボン式だと『chi』 / 訓令式だと『ti』
「つ」 ヘボン式だと『tsu』 / 訓令式だと『tu』
こんな違いがあります。
『ti』『tu』は、英語だとティ・トゥになってしまうので
『chi』『tsu』と表記することできちんとチ・ツと発音できます。
英語とは全く違うものなんだよと明確に区別する意味では
訓令式で良いと思いますが、実際今使われているものの
多くはヘボン式ですから、やっと統一するのかって感じです。
ただ、記事を読んでいただければ分かりますが
>長音について基本的に母音にマクロン(長音記号)を付け・・・
なんて書いてあるんですよ。
スッキリ・使いやすい形なら問題ないんですけど、
またややこしいルールが加わったら生徒たちは
混乱しちゃいますよね。
この辺、もうちょっとなんとかできないものでしょうか。