こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
梅雨が明けてからというもの
連日、真夏日・猛暑日が続いています。
こんな暑さが続くと、気をつけなければ
ならないのが熱中症です。
その熱中症に関して、今年から新しい
気象情報の運用が始まりました。
それが『熱中症警戒アラート』
と言われるものです。
これまで、気温が高くなると予想された時には
『高温注意情報』が発表されていました。
文字通り、気温が高い(主に35℃を超えるような猛暑日の)
時に発表される情報です。
ただ、これでは熱中症の注意喚起と言う
意味では不十分。
何故かというと、熱中症は高温の時だけに
起こるものではなくて、高温+湿度が高い
時に起きやすいからなんです。
ですから、高温ですよと伝えるだけでは
ダメなんです。
そこで新しく運用されることになったのが
先に述べた『熱中症警戒アラート』です。
これは、気温・湿度・輻射(ふくしゃ)熱(日射や地面からの照り返し)
の3つの要素からなる『暑さ指数』に基づいて発表されます。
暑さ指数が28を超えると熱中症患者が
急激に増加すると言われています。
31を超えると、原則運動は中止。
33を超えたら、危険と判断し
アラートが発表されるというわけ。
では、熱中症警戒アラートが出たらどうすべきか。
当然自分の身を守ることが最優先です。
不要不急の外出を控え、昼夜問わずエアコンを
使いましょう。
もちろん水分補給も重要です。
のどの渇きを感じる前に、とにかく
こまめに水分を摂ることが大事ですね。
周囲に人がいなければ、マスクも外しましょう。
高温注意情報だけでは見えてこなかった
熱中症発症のリスクが、熱中症警戒アラートに
よって軽減されるはず。
暑さに耐えるとか、我慢するとか、
そういうレベルの話ではなく
命に関わる情報です。
熱中症警戒アラートが出たら、
とにかく自分の身を守ることに
意識を持って行ってもらいたいと思います。