今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
受験生は、冬期講習の真っただ中です。
中3生は、もうこの時期になると学校で習っていなことも扱っていくことになります。
今日は、社会の授業をしていて生徒に話した内容です。
「先生。ここまだやってないです。」 と言われることも多くなってきました。
もちろん一から解説をしますが、入試までの時間を考えると出ない所は
「ここは出ない!からいい。」 と言って飛ばしてしまうこともあります。
逆に、「ここは出ない!けど大切だから。」 と説明することもあります
予習単元だけでなく、復習単元でもそのように言うこともあります。
そうすると・・・ ある子は、
「なんで出ないんですか・・・?」 と素直な疑問を投げかけてくれることもあります。
先日も、歴史の単元でそんなシーンがありました。
「理科や社会は、研究での発見や見方を変えた解釈で大きく常識が変わるんだよ。」
「先生が習った歴史では、鎌倉幕府成立は1192年だったし、三内丸山遺跡は
歴史的大発見だったし、歴史をねつ造してしまう学者もいたんだよ。」
「室長も好きな坂本龍馬は、教科書でたった一行だし、そんな一行すらなくなるかもしれない。」
「教科書に載っていることなんて、ほんの一部だし、すべて正しいとも限らない。
逆に、教科書に載っていないけど知っておかなければいけないことの方が多いんだよ。」
「そのためには、まずどんなことが教科書に載っているのかは知っておかなければいけないね。」 と 伝えました。
教科書は、大切な教本ではありますが、
自分でいろいろな事を知ろうという意識を持って色んな事を自分で調べられる能力の方が
教科書を一生懸命覚えるよりも大切なことなんです。
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