写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。
今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
前回、新年度カウンセリングでお話した内容と教室での子どもたちへの接し方を
ご紹介していたら意外と長文になってしまいそうだったので、何回かに分けてご紹介します。
今回は第三弾です!(第二弾は【考える子を育てる!】です。)
前回までは、日々のコミュニケーション・問いかけが大切で
教室では、このような問いかけをしています。
というお話をしました。
もう今までのお話でもお分かりのように・・・!
教室で生徒へ問いかけをする場合、質問をする場合は、意識的に「なに?」「どう?」と言った言葉を使うようにしています。
例えば、遅刻や宿題忘れをしてきてしまった子には、
「なぜ遅刻したの? なぜ宿題を忘れたの?」 と聞くと
だいたいの子は、「すみません。」 答えます。
この“なぜ”という言葉は、子どもには共感が含まれず
責められていると感じてしまう言葉なので、その場を収めようと何も考えずに
「すみません。」 という一言で終わってしまいます。
その場はやり過ごせるかもしれませんがこれでは進歩がありません。
おそらくまた同じやり取りが繰り返されるでしょう。
そこで、教室ではこのような場合には
「どうしたの?」 と聞くようにしています。
このように「あなたは、どうしたいの?」「どうなりたいの?」「どうすればできると思う?」など、
「ど」のつく言葉で質問しています。
「勉強しなさい!」 と言って「はい。頑張ります!」と取り組む子がいれば今までのような悩みはありません。
「どうなりたい?」「それはどうすればできる?」「今、何をやっておく?」 「どうしたらいいと思う?」 と
少し問いかけの仕方を変えて聞き続けてあげて、子どもに考える癖をつけさせると
目の前の勉強や学校生活に、子どもたちはやる気を見出し、自主的に取り組めるようになり
勉強でも社会で生き抜いていくためにも、自分で考えることは非常に重要で財産になります。
時間はかかりますが普段のコミュニケーションはとても大切なのです。
関連ページ;
< 勉強しなさい!(第一弾) >
< 考える子を育てる!(第二弾) >
< 学校どうだった? >