写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。
今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
震災から8年が経ちました。
3月5日に農林水産省が発表したところによれば、
被災した東北と関東の農地のうち、92%が復旧し、
また漁港については89%が回復したそうです。
また、地震や津波の被害があった町々も、建物や街並みは
少しずつですが、確実に復興してきている一方で、
NHKのアンケートでは、被災地に住む方々のうち、
いまだに震災の「心身への影響が続いている」と答えた人が半数を超え、
やはり、人の心の回復は簡単ではないということがうかがえます。
同時に、震災について「風化が進んでいる」と感じているという
回答の割合も7割を超え、被災地の課題がいまだ残る中で、
震災による困難が忘れ去られかねない、という問題もより明確になってきているようです。
教室でも震災について考えたり話したりする
機会が減っているのも事実ではあります。
大学生の講師になると
当時は、まだ小学生・中学生という世代で
伝える側も子供たちも若くなっていくこと
時の流れを感じながらも風化させてはいけないと
改めて感じる一日であります。
教室でも先ほど黙とうをささげました。
教室としては、年間で教室に対してもらったお手紙やご意見、ご要望の件数に応じ
売上の一部を被災者の子どもたちへ届く募金に協力しております。
大人として大切な事を伝えていく責務があるという想いは変わらないので、
これからも子どもたちへ伝えていくこと大切にしたいです。
多くの犠牲者の方々のご冥福を祈ると共に、ご遺族の皆さまの心が癒され、
平穏な日々を過ごすことができますように…。