顔認証?

t-nakanishi

小学生の算数の授業をやっていた時のこと。

わり算に入ったばかりの小3の子が、

「わり算得意かも!!」と得意げに解いていました。

九九を使って考えるので、九九がしっかり覚えられているかどうかが鍵となります。

人それぞれ苦手な段ってありますよね・・・?

結構4の段と7の段に苦戦する子が多いんです。

4の段は九九の中では「し」と言うこと、

7の段は九九の中では「しち」と言うことから、

そもそも言い慣れない口と聞きなれない耳が混乱させるようです(笑)

 

その生徒もちょっと不安げに九九を使って考えていたのですが、

28÷4の計算をするのに

しいちが し

しにが はち

しさん じゅうに

しし じゅうろく・・・

しご にじゅう

しろく にじゅう・・・し??

ししち にじゅう・・・はち?

と私の顔を見ながら九九を言っていました。

 

そして、ふと私に向かって「顔認証!!」って言うんです。

合っているとにこにこしてしまい、

言い間違えると眉間に皺が寄っていたんですね。

私の顔を見ていると九九の言い間違えに気づくんだそうです。

面白い表現するなぁと感心し、後日、別の小学生に話すと、

「わかる~、先生、顔に出てるもん。」って言われました(笑)

 

もっとポーカーフェイスに授業できるようにしないと!!!