こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
少し遅くなりましたが、先日(2日)都立高校入試の
合格発表がありました。
教室としては、初の受験だったわけですが。
結果は見事合格!
無事、受験を終えることができました。
ただ。
今だから言えますが。。。
教室に通うAくんについては、
実は、少々不安を残しての受験でした。
というのも、Aくんは学校の先生に志望校の
ランクを落としなさいとずっと言われていたんですね。
教室としては、合格の可能性が充分にあるから
志望校を変える必要はないと言い続けていましたが、
それでも学校の先生に言われてしまうと
自信を持てなくなっていき。。。
口をついて出てくるのは、
「本当に大丈夫ですかね?」
「〇〇点でも落ちた生徒がいるらしいです」
「今日も、志望校を変えろと言われました」
と、前向きになれないマイナスの言葉ばかり。
合格を勝ち取るために必要なのは、学力はもちろんですが
最終的には、やはり『自信』です。
自分を信じることが出来なかったら、
想いを叶えることなど出来ません。
Aくんが不安になるたびに、何度も何度も話をしました。
励ます、勇気づけるということにとどまらず、
模擬試験の結果を基に、「今〇〇点取れているんだから、十分合格圏にいる」
と数値的な後押しをしたり。
本人だけでなく、お母様にも幾度となく教室に足を運んでもらい、
志望校を変える必要はないということを念押ししてきました。
当然、100%大丈夫なんてことは言えません。
受けてみないと分からない部分はもちろんあります。
ただ、本人が行きたいと思っている高校ですし、
学校で無理かもと言われ、本人も迷っているところで、
教室でも「どうしよっか」となってしまったら、
自信なんか持てるわけないですよね。
ただでさえ、受験は心身に大きな負担をかけます。
初めての経験なんですから、不安になることも当然です。
それに加えて、自信を持てなかったとしたら。
結果なんか残せるわけがありません。
繰り返しますが。
志望校とAくんの学力とを比較すると、実力は充分にありました。
だからこそ、自信を持って受験に臨んでもらいたかったのですが。
結局、志望校を変えることはしませんでしたが、
直前までしていた声掛けも後押しも、
迷いを全て取り払うというところまでは至らず・・・。
そこが、先に述べた「少々不安を残す」という要因だったのです。
そんな紆余曲折?を経て、色々なものを乗り越えての
合格だったので、喜びもひとしおです。
Aくんも、受験後のちょっとした休息を終えて、
昨日からまた勉強を再開しています。
以前にも述べたように、(参照:次に向けて)
合格はゴールではなくスタート。
早速高校内容を先取りして、「次への準備」を進めています。
ここで気を抜いてしまうと、せっかく今まで積み上げてきた
『学習する習慣』が失われてしまいますので、
今はAくんが完全にスイッチをOFFにしてしまわないよう、
教室として気を付けています。
ただね。
今まで頑張って来たんですから、我慢していたことも
犠牲にしてきたこともあると思うんですよ。
だから、勉強はもちろんですけど、
遊ぶにしても、TVを観るにしても、出かけるにしても、
とにかくめいいっぱい楽しんで欲しいなとも思います。
とにもかくにも。
よく頑張った!Aくん。