日々の寒暖差が激しく、夏から秋への移ろいがはっきりしませんが
町のあちこちで曼殊沙華を目にする機会が増えてきました。
赤い彼岸花…秋ですね。
ここらで有名なところといえば、埼玉県日高市の巾着田でしょうか。
私も何年か前に行きましたが、真っ赤な曼殊沙華がまるで赤い絨毯が敷かれているかのように咲き誇っています。
500万本も曼殊沙華の中に、100本にも満たない白い花もあるそうです。
もう少しするとコスモスも見ごろを迎え、華麗な競演を楽しむこともできます。
日本ならではの四季。
春夏秋冬それぞれの花を知っている子どもはどれほどいるのでしょうか。
ゲームを片手に外で遊ぶことの多い子どもたちですが、身近に咲いている花に目を向けることはどのくらいあるのでしょう。
小学生の国語のテキストには季節にちなんだ言葉を選ばせる問題もあります。
作品の中に何気なく出てくる花から、季節を感じ取ることができない子が増えたのでしょう…。
教室でもたんぽぽがいつ咲く花なのかわからない子がいました。
少しさみしいです。
四季折々の草花を愛でることができる人ってとてもすてきだと思います。
教室でも日々のコミュニケーションの中で、
美しいもの、きれいなもの、おいしいものなども教えてあげたいと思います。