こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
各中学校とも中間テストが終わりました。
テスト勉強がうまくいった生徒・いかなかった生徒。
納得のいく結果を残せた生徒・満足できない生徒。
と、様々です。
テストが終わり、ホッと一息。
といきたいところだと思いますが、南中(東久留米市立南中学校)はそれを許しません。
実際、南中の生徒たちはテストが終わったにも関わらず
連日のように自習に来て遅くまで頑張っています。
何を頑張っているのかというと。
テスト前には、学校のワークやノート提出などがありますが、
テストが終わると、実は『テスト直し』という名の提出物があるんです。
これは、南中の伝統でしょうかね。
全科目ではないですが、どの学年も必ず一つ・二つテスト直しの
提出物が課されます。
直しとは言ったものの、間違えたところだけをやるわけではなく、
プリントに問題をもう一度全部解き直すわけです。
しかも一つ一つ問題を切って貼り、解く過程まで丁寧に書かなければなりません。
どの生徒もブーブー文句を言いながらやっていますが(笑)、
直しってとても大事なこと。
テストの直しも振り返りもしないとなると、
出来なかった問題は出来ないままになってしまいますから。
私が生徒の立場なら、生徒たちと同じように文句を
言っていたと思いますが(笑)、それは口に出さず、
大事なことなんだからしっかりやろうと声掛けをしています。
先にも書いたように、答えを写すだけではダメなので、
(それだと評価が低くなってしまいます)
解く手順を、自分の言葉で表現できるようにならないといけません。
ですから生徒たちも必死です。
「先生、これってどう言葉にすれば良いですかね?」
「この場合は、図を入れた方が分かり易いですか?」
こんな質問が、生徒から投げられます。
問題を深く知り、答えではなく解法を身につけていく。
その一助になる提出物ですね、これは。
生徒には、そのありがたみ?って理解しづらいと
思いますけど(笑)、自分のためになるものなので
手を抜かずしっかりとやり切ることを徹底しています。