授業を見ていると気になること…姿勢です。
机は小学生から高校生まで一律なので高さを調整できませんが、
椅子の高さは自分で調整できるようになっています。
小学生低学年の子は足が届かずフラフラしてしまうことがありますが、
正座をして高さを調整したりしてくれています。
授業中机の上に置くものはワークとノートと筆記用具。
ノートを置く位置が悪いと、ノートに合わせて体が曲がっている子がいます。
その時はすかさずノートの位置を直して、正面に向き合うように座り直させます。
計算を素早く解くことに集中してしまい、ノートに頭を突っ込むようにしている子もいます(笑)
気合い入り過ぎて、その子自身がノートに入ってしまうのではないかと思うほど(笑)
かたや、集中力が切れると椅子にふんぞり返るような姿勢になってしまったり、
完全に机に体をもたげてしまったり…。
でも、実は…これ、逆なんですよね。
姿勢が悪いと、重力で下に落ちようとする頭を支えるために、
首、肩、背中に負荷がかかりやすくなるんだそうです。
そうすると、血液循環が悪化して、脳に行き渡る酸素の量が少なくなり、
酸素量の低下が集中力の低下につながるんだとか…。
テストが一段落し、ちょっと気が緩みがちだと思いますが、
姿勢を正して集中力を高め、次の期末に向けて取り組みましょう。