こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先週末に実施された大学入試センター試験で、
4件の不正行為があったと発表されました。
スマートフォンを使い用語検索をしたり、
電卓代わりにしたりなどあったようですが、
その中にこんなものもありました。
『国語の試験で許可されていない「定規」を使用』
文章を読むのに、定規を使ってガイド代わりに
していたというんですね。
これが、不正行為となりこの受験生は受験した
全ての教科が無効になってしまいました。
何でそれだけで?という想いもありますが、
その話はここでは置いておいて。
『定規を使うことが不正に当たる』ことを
理解していなかったという所に問題があると思うのです。
(故意に使ったのであれば別ですが・・・)
不正行為についての詳細は、受験前に配られる
『受験上の注意』に書かれています。
これは、出願の際の受験案内やHP、あるいは
受験票と一緒に送られてくるそうですが、
もしかしたら自分には関係ないと思って、または
さほど重要なものではないと思って
読んでいなかったのかもしれません。
私も何度か試験監督をしたことがあります。
名前の書き忘れはないか?
と、注意喚起・呼びかけをしますが、
そうしているにも関わらず、必ずと言って良いほど
名前の書き忘れがあります。
恐らくこちらの呼びかけが、
耳には入っても頭には入っていないんですね。
自分に注意を促してくれていると
思ってないのかもしれません。
実力が足りてなかったのであれば
諦めもつくかもしれませんが、
自分の不注意?や油断で受験した
ものが無効になってしまったら、
これほど悔いを残すものはありませんよね。
自分は大丈夫と思っている人ほど
ついうっかりがあるかもしれません。
受験生の皆さんには、
〇注意事項をよく読む
〇試験監督の呼びかけに耳を傾ける
など、細心の注意を払って試験に
臨んでもらいたいと思います。