小学校に入学して数日。
小学校入学までは保護者様の送り迎えのもと、幼稚園や保育園に通われていた子どもたち。
それが、親の手を離れ、自分の足で学校を行き来することになりました。
今は集団登下校や地域の見守り、先生の付き添いがありますが、
GW明けからは少しずつそれらのサポートも減っていきます。
子どもたちも学校に慣れ、活動が活発になることと併せて、
5月の交通事故が増えてくるそうです。
交通事故の原因は「飛び出し」が一番多いそうです。
子どもは視野が狭く、1つの物事に集中すると周りの事が目に入らなくなることから、
大人に比べ「飛び出し」をしてしまう危険性が高くなります。
大人と子どもの視野(見える範囲)を比べると、
6歳児でも大人の3分の2ぐらいしかありません。
そのうえ、大人との身長の違いから、大人が普通に見えるものが、
子どもには全く見えていないことがあるのです。
子どもに安全確認の指導をする際は、目だけで見るのではなく、
首をしっかり動かして視野を広げるよう指導する必要があります。
視野を広げるために効果的なものとしてキャッチボールがあるそうです。
子どもがとりやすいところに投げるのではなく、
わざと左右にふって子どもに取らせることで、視野を広げることができるそうです。
学校が休みの日に、交通ルールを家族で確認しながら公園に行ってみてはいかがでしょうか。