世の中は明日からGW。
学校としては授業数確保のために明日は授業というところもあるようですが…。
10日のお休みともなると、子どもを退屈させないようにと保護者様も一生懸命計画を立てられていると思います。
子どもたちも連休の予定を嬉しそうに話してくれます。
 
これから先あるかないかわからない10連休の年でも受験生はいるわけで…
浮かれてばかりはいられないと思いつつも、
せっかくのお休みを有意義に過ごしてもらいたいものです。
10日もあるので普段はできない体験をさせてあげてほしいです。
何も海外に行く必要はありません。
 
小学3年生の国語の教科書に載っている詩を紹介します。
 『山のてっぺん』  岸田 衿子
 
 でかけてみよう はじめに一歩
 あとは だまって歩くだけ
 なんだ 山のてっぺんて ひらたいのか
 何にもないな
 雲がつかめると思ったのに
 どこへでも でかけてみると
 思いがけないことがある
 
 さわってみよう はじめはそうっと
 図鑑の中のクワガタは 怒らなかった
 木の幹にしがみついている肢(あし)は
 こんなにねばり強い
 やっぱり でかけてみよう
 雲と湖のあるほうへ
 絵はがきの夏は うごかないから
 
気にかけることがなければ気づかないことや,
やってみてはじめた分かったことへの驚きや喜びが,
素直な言葉で表現されている素敵な詩ですね。
 
ぜひ、絵はがきでは感じることのできない自然を全身で感じてきてください!!