こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
ちょうど一週間前の話になりますが、
先週の日曜に恩多町・学園町教室合同で
中3生の会場テスト(Wもぎ)を実施しました。
今年度、Wもぎは会場テストが実施されず。
またVもぎでは会場テストがありましたが、
定員に限りがあったので受けられない生徒も多く。
そんな状況でしたので、教室では会場テストを断念し
毎回教室実施としていたんですが。
当然、教室でとなると『慣れ親しんだ場』ですし、
周りも『見たことある生徒』ばかりなので。
これでは、なかなか本番の緊張感は
味わえませんよね?
会場テストの利点は、この緊張感にあります。
慣れ親しんだ場を離れ、周りを見ても
知らない人ばかり。
こういう本番と同様の雰囲気を作ることは
なかなか教室では出来ません。
そう、まさしく今回目指したのは
『本番の緊張感を味わうこと』なんです。
経験って大事です。
人間の頭は、初めての経験に弱い。
弱いというより、初めての事態に遭遇すると
頭が早く慣れよう・理解しようという方に
働くんですね。
初めての経験をした後って疲れませんか?
初めて行く場所・初めて体感すること。
そういう経験をした時って、とにかく
頭が働いているんです。
だから、肉体的な疲労に精神的な疲労も加わるので
どっと疲れるというわけ。
受験生がテストを受ける上で大事なのは
『問題を解くこと』ですよね。
問題を解くことに頭を働かせて欲しいのに、
慣れよう・理解しようと頭が働いてしまったら
100%のパフォーマンスを発揮できないかもしれません。
ですので、本番前に一度こういう経験を
しておくって大事なんです。
もちろん、本番同様の経験は本番の時にしか
味わえませんが、一度経験しておけば
必要以上に慣れよう・理解しようと
頭が働くこともありません。
実際、テスト後生徒たちに話を聞いてみると
電車のホームを間違えたとか、
時間より早く着きすぎちゃったとか、
テスト会場でだけでなく、行き帰りにも
様々な経験をしたようです。
うん、良いですね。
様々なことを体感出来たってことは、
それが『経験値』となって
受験本番に活きてくるはずですから。
生徒たちにとって、とても良い機会を作れたと思います。