こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
毎回同じような話題で申し訳ないですが
今回も教室に自習に来る生徒のお話を。
中3のYくん。
彼の塾歴は長く、小学生の頃から通ってくれています。
ただ、教室に自習に来たことは一度もありません。
自分の勉強のペースがあるのでしょう、
今までどんなに声掛けしても全く反応?せず。
・・・だったんですが。
先週の中頃でしょうか、
私に「自習に来ても良いですか?」
と聞いてきたのです。
『あれ、そんなこと聞いてくるなんて珍しいな』
と思いつつ「もちろん良いよ」と答えたのですが、
そこからです、Yくんは
毎日自習に来るようになりました。
教室には15時前後に来ます。
授業がある時は授業まで、授業が無い時は
22時前までみっちり勉強していくのです。
そりゃあ、凄い集中力です。
早くから来て、毎日4時間も5時間も
勉強していくわけですから。
「どうしたの?急に。何かあった??」
こうやって字面で見ると大変失礼な質問ですが(笑)
あまりの変わりように質問してみたわけです。
「別に・・・。まあ、受験だから勉強しなきゃな、って」
との返答が。
今までこちらがあの手この手で声掛けしても
見向きもしなかったのに・・・(笑)。
私も講師もビックリしています。
ホント、人間どこでスイッチが入るか分かりません。
様々なキッカケがあって、いくつもの要因が
重なって行動に移るのでしょうけれど、
分かり易くボタンみたいなものがあるわけ
ではないですからね。不思議です。
そういう意味では、生徒がよしやろう!と思った時に
自習出来る場・気軽に質問する環境を
提供できることって大事ですよね。
そして、いつスイッチが入るか分からないからこそ
声掛け・働きかけを普段から継続して
やっていかないといけないとも思います。
各学校、中間テスト前ということもあり、
Yくんに限らず勉強頑張るぞ!という
生徒が多くなってきています。
教室内がとても良い『空気』になっていますので、
まだスイッチが入っていない生徒も
この空気に触れて良い意味で感化されて欲しいですね!