こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、地球から約30光年離れた所に
大半が鉄で出来ている惑星が見つかった
とのニュースが流れました。
鉄の惑星なんてあるの?と思うかもしれませんが、
実は地球も鉄の惑星だって知っていましたか?
よく地球は、「水の星(惑星)」なんて
言われ方をしますね。
確かに地球の表面で考えれば、
陸地が3割に対して海が7割ありますし、
深さで言っても、海の一番深い所では
エベレスト山より高い(深い)1万m以上
ありますから、「水の星」という言い方も
ある意味的を射ています。
ただ、地球全体で考えると・・・。
海がいくら深いと言っても最大で1万m強。
一方、地球の中心までの距離はおよそ6400km
ありますので、地球の水は表面を覆っているだけ
ということが分かります。
実際、水の占める割合は0.02%でしかないそうです。
これで「水の星」というには少し無理があります(笑)。
じゃあ、地球の主成分はというと、鉄が最大。
地球の中心である、内核・外核に鉄の
液体及び固体があって、およそ35%あるんです。
地球の重さの約1/3が鉄。
まさに「水の惑星」ではなく「鉄の惑星」
と言えますね。