教室では国語の授業で音読を確認しています。
音読を聞いているとその子の理解度がわかります。
知らない言葉、意味の分からない言葉はたどたどしく、
「ここの部分、何言っているかわかる?」と聞くと、案の定首を振ります。
都度、読み方、イントネーション、意味を確認しながら読み進めていくと、
情景が浮かびやすくなり読解問題がスラスラ解けちゃいます。
だからこそ、宿題での音読って本当は大切に向き合ってほしいんです。
そして意味の分からない言葉を調べてほしいんです。
今や知らない言葉があると
「アレクサ教えて!!」
で解決しちゃうみたいですが…(笑)
機械に頼ることの良しあしは何とも言えませんが、
それでも語彙力を増やすことで表現力も豊かになるのでどんどん調べて吸収してほしいです。
今日、とある小学生に音読をしてもらったときのこと。
海外の物語だったのですが「あー、きっとわかっていないな。」と思った瞬間…。
冒頭に『テレビもない、遊ぶ友達もいないおばあちゃんの家で過ごすことになった…。』
とあったのですが、そのおばあちゃんの家のある部屋の説明をしている部分で
『壁にはスイッチがかざられ、床には…』と読んでいたので、
「え?!絶対おかしいじゃん。テレビもないおばあちゃんちにswitchなんてある(笑)」
と思わず突っ込んじゃいました。
正しくは“スケッチ”だったのですが、スケッチよりswitchのほうが身近な言葉だから、すり替えて読んじゃったのでしょうね。
2人で大笑いしちゃいました♪