とあるベテラン講師と中1の女の子の会話が面白かったので。
ベテラン講師は教室で一番年配の講師です。
一緒に仕事をするようになって15年近くなりますが、年々話題がかみ合わず唸っています。
新聞を読まないことを嘆いていた頃もありましたが、
今はそもそも新聞購読をしている世帯が減っているため言わなくなりました。
英語の単語調べは電子辞書ではなく紙の辞書でやってほしいと熱弁していた頃もありましたが、
“アレクサ”に聞いちゃったり“グーグルさん”に翻訳してもらっちゃう子もちらほらで以前ほどは言わなくなりました…。
便利な時代が子どもの能力を下げることを嘆いてます。
でも、そんな時代の子どもたちとの関わり方も上手な講師です。
社会が苦手な生徒に興味関心を持ってもらいたいからと、YouTubeで歴史を歌にまとめた動画を観て紹介してくれたりもします。
その講師が都道府県の特産物を知るのに、百貨店で開催している物産展に行くことをお勧めしたことが始まり。
生徒「百貨店ってなーに?」
講師「え、百貨店分からない?いろんなものが売っているお店だよ。」
生徒「・・・百均?ダイソー?」
講師「違う違う。デパートだよ。デパートメントストアよ。」
生徒「イオン?」
講師「ん-、そうじゃないなぁ。デパ地下って聞いたことないかな?地下においしい食品が売っているんだけど。」
生徒「クルネ?」
講師「違うなぁ。昔は屋上に遊園地あったりしたとこもあるんだよ。」
生徒「えー、すごーい。ららぽーと?」
講師「・・・。」
百貨店は伝わらないなぁと思いましたが、デパートも無理か(笑)