こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
授業をしていると、こんな場面がよくあります。
講師「〇〇を求めるにはまず・・・」
生徒「あっ!分かった。△△でしょ?」
講師「いや違う。それは前の問題の場合。この問題の場合は・・・」
生徒「そっか、じゃあ◇◇すれば良いんだ」
講師「いやそれも違うんだな・・・。
まずさ、やり方を整理していくから、一旦最後まで聞いてくれる?」
こちらが説明をしている途中で思ったことを口にする。
そんな場面ですね。
思いついたことを思いついたままに発言(表現)する。
これって実は凄いことで。
自分の意見・考えを積極的にアウトプット出来るというのは
みんながみんな出来ることではありません。
特に『教える-教わる』という関係では
なかなか教わる側は発信しづらいもの。
そういう意味でも、発言すること自体を
止めることはして欲しくないんですが。
ただ。
説明を最後まで聞かない(聞けない)のは
『分からないものを分かるようにする』過程では
もの凄くマイナスです・・・。
分からないから分かるようにする。
その為の説明なのに、最後まで聞けないとなって
しまったら状況は一向に改善しないですよね。
話を最後まで聞く。
その余裕というか、落ち着きを持ってもらいたいですね。
その上で疑問があれば質問すれば良いし、
自分はこうだと思うことを発言してくれれば良い。
積極的であるという長所を伸ばしつつ、
出来ない所を補完していくというのは
簡単なことではありませんが、
授業の際には学習面だけでなく
その姿勢にも気を配って
対応していかなければなりませんね。
関連ページ;
<自信を持って行け!>
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