中学生のテストが終わり、高校生のテスト期間に入っています。
いつもは部活動で最終コマに通う高校生も、テスト前ということで早く教室にやってきます。
高校生ともなると、来てすぐ勉強がスタートできちゃうんですよね。
中学生の時から見ている子ですが、そういうときにつくづく成長を感じます。
そんな高校生よりも先にやってきたのは小学生の女の子。
6月に漢字検定を受ける予定ですが、問題集が終わらないようです。
「どうしよう…まだステップ8なんだけど。」
「え?いくつまであるの??」
「・・・39・・・。」
「それは大変だ…。」
「そう!!だからすごく追われているんだよ…。」
このセリフが小学生から出てくるなんて…。
この子は教室で受検できる夏休みの特別回で受検をして以来、
年に2回のペースで受検をし、学年相当級以上の勉強に入っているんです。
問題に出てくる語句が難しくなってきたので、意味の分からない語句の意味を一つずつ調べているんです。
そしてそれをメモしている。
「えらいね!!ちゃんと意味を調べているんだね。」
と褒めると
「だから進まないんだよってママに言われた~。」
と話してくれました。
とてもいい勉強方法だと思うのですが、こういう単純な作業をやる生徒が減りました。
言葉の意味がわからないと、携帯やタブレットで調べるのでどこかに書き残すことすらしない。
そうすると…なんとなーく流し読みする程度なので、記憶に定着しないんですよね。
この生徒は小学生ということもあり携帯を持っていないので、
1つずつ国語辞典で調べて、語句のとなりに意味をメモしていました。
本当にえらすぎます☆
そして、感心すべきはこれだけではないんです。
間違えた問題に✖をつけて、翌日、新しい学習に入る前に、前日の✖だけ解き直すんです。
すばらしい学習方法ですよね☆
来月の検定までは塾のある日は早く来て、居残りして帰ると宣言してくれています。
これは全力応援するしかない!!!