こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

今月8日(水)に京都大学の北川 進(きたがわ すすむ)特別教授が
ノーベル化学賞を受賞されました!
日本人のノーベル化学賞受賞は2019年の吉野彰さん以来6年ぶり、
京都大学出身者のノーベル賞受賞者は10人となるそうです⤵
京大出身10人目の受賞者(KBS京都 10/9(木) 19:43配信)
北川教授が研究してきたのは
『MOF(多孔性配位高分子:たこうせいはいいこうぶんし)』
と呼ばれる特殊な素材。
簡単に言うと『スポンジのように無数の穴を持つ物質』で、
空気中の二酸化炭素を吸収したり、有害物質だけを
選んで取り除いたりできる未来の環境素材です。
現在地球が抱える『温暖化』『エネルギー問題』『水質汚染』
などの課題を解決する鍵になるとして世界中で注目されています。
北川教授はインタビューで、
「人が見過ごすような小さな『?(なぜ)』を放っておかなかっただけです」
と語っていました。
ノーベル賞というと私たちの想像もつかないような世界の人たちの話
と思われがちですが、原点はとてもシンプルなんですね。
どうして?と感じた疑問を大切にすること
もっと良くできるはずと試してみること
失敗しても、面白がってやり直すこと
これが研究の原点だと。
皆さんも、ノーベル賞を取れるように頑張りましょう!
・・・そんなことを言いたいのではありませんが、
やはり何事も学ぶ上での原点は、「なぜ」と思う所からなんです。
「分からない」
それは皆さんを困らせることなのではなくて、
新しい何かを学ぶ切り口(入口)なんです。
皆さんには、
分からない ⇒ だからつまらない ではなく、
分からない ⇒ よし、分かるようになってやろう(楽しんでやろう)
ってなって欲しいなぁ~。
それを改めて強く感じる受賞のニュースでした。
関連ページ;
<ノーベル賞って>