マグロの次はウナギ!

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

先日こんなニュースを目にしました⤵

「近大マグロ」の次は「近大ウナギ」(讀賣新聞オンライン 10/27(金) 11:35配信)

近畿大学水産研究所(以下、近大)が、なんと
『ニホンウナギの完全養殖』に成功したんだそうです。

ウナギの生態は知られていないことばかり。
ニホンウナギとは日本の河川・近海に生息するウナギのことですが、
その産卵場所はマリアナ海溝の近く。
日本からは約3000kmも離れています。
(3000kmも離れた所で生まれたものを
ニホンウナギというのもどうかとは思いますが・・・)
これが分かったのがつい最近(2009年)ですからね。
生態の全容は、まだまだ謎に包まれています。

しかも、天然のウナギの数が激減していますので。
ニホンウナギ自体も、2013年に絶滅危惧種に指定されています。
そこで、ウナギの完全養殖が脚光を浴びるわけです。

近大と言えばマグロの養殖で有名ですね。
2002年に完全養殖に成功し、2004年には商品化した実績があります。
ですから、ニホンウナギも商品化を!と思うんですが、
なかなか簡単ではないようで。

商品化するためには、飼育コストや生存率の低さが
問題になるのだそうです。

そもそもニホンウナギの完全養殖は、
国の研究機関が既に成功させています(2010年)。
ただ、市場には出回っていません。

完全養殖成功 = 商品化
ではないんですね。

難しいことだとは思いますが、
なんとか商品化して欲しいものです。
ウナギがお手頃な価格で手に入るようになれば。
やっぱり嬉しいですもんね(笑)。

『近大ウナギ』の今後に期待です!

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