期末テスト1週間前になりました。
受験生だけでなく、中学生全員が勉強に向かっています。
放課後学校に残って勉強したり、地域の学習スペースで勉強したり、お気に入りの図書館を見つけて勉強したり。
もちろん自宅で勉強することができるのが一番無駄がなく楽なのでしょうが、
誘惑するものがたくさんあるから遮断するために外に出る人が多いです。
でも…
最近はみーんな耳にイヤホンつけています。
携帯で音楽を流して聴いているんですよね。
年々増えているように思います。
音が漏れないようになっているので、何を聴いているのかまでは知りませんが、
学習効果を下げない音楽なのだろうかと心配になります。
脳には右脳と左脳が存在するということはよく知られていますが、
右脳はイメージ脳ともいわれ、視覚情報や音楽、立体的なイメージなど直感的な思考を管理しています。
対して左脳は言語や計算など論理的な思考を管理しているのです。
このことを考えると、
「音楽を聴くのは右脳、勉強は左脳っぽいから使う脳の部位が違うので影響はないのでは」
なんて想像ができます。
しかし、歌詞の入った曲で歌詞の意味を理解していると…
歌詞は言語なので、左脳で考えている状態なのです。
このような状態で勉強をすると、左脳が勉強だけに集中できず、やはり効率が下がってしまうのです。
理論的には勉強中の音楽は歌詞の入っているものは避けたほうがいいんです!!!!!
とはいえ、音楽にはストレスを軽減させ、リラックスさせる効果があると言われています。
勉強で疲れて気分転換をしたいときに音楽を聴くのがいいと思います。
「ノイズキャンセリング」なんて高機能なイヤホンを使う子も多く、
耳障りな雑音を遮断出来て集中できるなんて声も聴きますが…
音楽を聴きながらじゃないと集中できないようになってしまうのもよくないです。
試験時には周りの人のページをめくる音、シャーペンで書く音、試験監督の歩く音、時計の針の音…それなりに雑音はあるんです。
どんな状況でも集中できるように訓練しておくことも大事ですね。