メイン中学校のテスト前なので、早い時間から自習生が集まってきています。
ある生徒がキョロキョロと何かを探しているので、
「どうしたの?」と聞くと「暗記するのに青ペンがいいって聞いたんだけど…」と…。
「そんなの自分が書きやすいペンがいいでしょ~。」と答えつつ、
それでも、テスト直前の高校生がよく青ペンで書きなぐっていたことを思い出しました。
「そういえば、昔、やってる子いたわ。
青って色はリラックス効果あるから、教室のパーテーションも、ほら、青いでしょ。」
と答えると、すぐさま青色ペンで書いていました(笑)
ちょっと調べてみたら、出てきました。
青ペン勉強法は「青ペン書きなぐり記憶法」などと呼ばれることもあります。
その方法はとても簡単で、ノート全面に青いボールペンで記憶したいことを隙間なく書いていくだけです。
という説明でした(笑)
長岡技術科学大学で色つき眼鏡をかけた状態で計算問題を解かせる調査をしたそうです。
その結果、青い眼鏡をかけた人が最も集中力を維持でき、ストレスホルモンの増加もほとんど起きなかったと。
やっぱり、青い色には精神を落ち着かせて集中力を高めてくれる効果が期待できるんですね。
暗記をするために単語や漢字、歴史用語を書きなぐる。
手を動かした分だけ記憶が定着するだけでなく、
埋め尽くされたノートを見ることで達成感も得られますね。
そして、何より「これだけ勉強したんだから大丈夫。」という自信も得られます。
最近は手を動かさず、じーっと教科書を見るだけ、ノートを見返すだけ…という子も増えています。
が、私は原始的に手を動かしたほうがいいと思っているので、
1人の自習生の取り組みが、プラスに広がっていくことを願っています☆