ダイヤ改正

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

本日13日、JRがダイヤ改正を行いました。
今回のダイヤ改正は、『運転本数の大幅削減』と
『終電時間の繰り上げ』が大きなポイントです。

特に『終電繰り上げ』はニュースとしても
扱い易いのか、様々なメディアで
取り上げられていますね。

何故、終電時間を繰り上げる必要があったのか。

それは、コロナ禍による電車の利用減少が
大きな要因です。
実際、山手線では終日の利用が概ね3割減っており
それが終電近くになると4割にも達するとのこと。

使う人がいない(少ない)なら
時間を早めてしまおう(時間を繰り上げよう)
というのは自然な流れですね。

加えて。
線路保守作業員の減少も要因の一つです。

JRによると、過去10年間で作業員の数が
なんと2割も減ってしまったんだとか。
しかも、作業員が減っているのにホームドアの設置や
バリアフリーなどの安全やサービス向上を目的とした
作業の量が増えている。

だから、終電時間を繰り上げることで
十分な作業の時間を確保できるように
するわけです。

安心・安全を支える人たちに
時間も心も余裕がなかったら
十分な作業なんて出来るわけないですもんね。

時間を確保することで、特に不足している
夜間の作業の効率化を図ると共に、作業員自体の
働き方改革にもつながっているというわけ。

人口減少時代に突入している今、
人がいないという状況に歯止めがかかりません。
いずれ首都圏でも、『最終電車は21時台です』
なんていう日が来るかもしれませんね。
・・・と、さすがにそれはオーバーかな?と思いつつ、
あながち間違っているとも思えない私でした。

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