作文の書き方~中級編~

h-nakanishi

写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。

今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!

前回の記事では、
作文の書き方~初級編~として書き方を紹介しました。
ポイントを①~⑤にしてとして書くことをお伝えしました。
ズバリ!初級はコレだけで充分でコレだけで今まで書いていた・悩んでいた
作文の内容と違い格段に良くなります!

今回はその続きで、作文の書き方~中級編~です!
~初級編~の各ポイントをもう少し詳しく説明していきます。

ポイント①/テーマをしっかり読み解こう!
何を書くのか(2・3つ用意)を決めたら
自分なりの意見を考えます。
賛成なのか反対なのか
身の回りで起こったエピソードがあるのか それはどんなことでどう感じたのか?

ポイント②/いきなり書き始めるな!
ポイント①の内容をどんどんメモしていきます。
書く順番・構成を考え構成メモを作ります。

ポイント③/三(四)段落構成で書く!
上記の構成メモを
序論/本論/結論の三(四)段落構成で作ります。
序論・・・テーマに対する自分の意見を書く!宣言する!
本論①・・・自分の意見を補強する内容を書く!
      自分の意見に沿った具体的なエピソードを書く!
 ⇒意見やエピソードは過去⇒現在⇒未来の順で書くと書きやすく流れが作りやすい
【文字数指定が多い課題の場合は四段落構成にして本論②を書きます。】
本論②・・・自分の意見に対するマイナス要素を想像して挙げる!
      マイナス要素を打ち消す意見を考えて書く!
結論・・・本論で述べたことをまとめて序論につなげ強調する!
大事!! 序論と結論が一致していること。
これを知らない人が多いですし、構成メモを作らずにいきなり書き始める人は、
書いているうちに意見が変わっていってしまって、それに気づかず・・・
書き始め(序論)と書き終わり(結論)とで違うことを書いている人が多いです。

ポイント④/ここまでやってから書き始める!
ここまでは構成メモを作る作業です! まだ書き始めてもいません!
そしてこのポイント①~④をしっかりとして準備をして初めて
ポイント⑤を意識して原稿用紙に書き始めてください!

そして、中級者向けに新しいポイントを!
ポイント⑥/作文は全部読んでもらえると思うな!
書くことがない!と嘆く子が多いですが
入試の作文は内容はあまり関係がありません!
凄い出来事を書く必要もないし、立派な内容にする必要もありません。
試験官はあなたが苦労して仕上げたことなど分からないですし
そんなに苦労して仕上げても内容の差異で点数に差が出ることはありません。
なので、内容も多少の脚色があってもいいんです!裏どりされることもないです!

ポイント⑥/作文は減点法で採点される!
前出の通り作文は内容はあまり関係ありません。
では、どうやって点数をつけるのか・・・?
これを知っていれば書き方が変わってきます。
入試の作文は減点法で採点されます!
そこで大事なのがポイント⑤の作文のルールです!
例えば配点が10点あったとして・・・
10点からポイントの⑤のルールにあるようなことを減点していきます。
 出題の指示守れてないね! -2点
 文字数足りてないね! -2点
 あらこれ漢字違うね! -1点×箇所
 なので~ は話し言葉だね! -1点 と、
どんどんマイナスされていくのです。
そうすると・・・内容で点数なんてつけられないんです!
点数に差は出ないのです!

いかがですか?
コレを知っていれば、今まで何を書いていいか分からない!
難しい! と思っていたこと書くことも少し楽になるんじゃないでしょうか・・・?
そして、初級編でも書きましたが、
作文はとにかくをマスターすることと、
それを第三者に読んでチェックしてもらうことです。
練習を重ねることで文章力がついてくるので本番も苦手意識なく
構成メモを作ってから書き始めることができるのです!

 

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