前回の記事で、過去問の取り組み方を紹介しましたが、
教室ではこれから迎える入試のために準備をして冬期講習を進めています!
都立入試の仕組みとして事前に入試当日で取らなければいけない点数が計算できるので、
全生徒の当日必要点を算出したうえでこれから入試までで扱うべき問題をプランに盛り込んでいます。
生徒それぞれの得意科目や苦手分野、得点すべき単元など
今までの授業内容や“もぎ”の結果を分析します。
そして、都立入試の約110問全問題をチェックしていきます。
全体の正答率と本人の正答率をみながら、当日必要点を積みあげていきます。
「理科が苦手だから理科のショート分は英語でカバーしてもらおう!」
「この問題はとれなきゃダメでしょ?!」
「これは、こないだやった問題といっしょなので出来るかもう一度確認してみます!」 と
生徒個々の授業を振り返りながら得点を考えていきます。
「よ~し! これで合格点超えるね! 大丈夫だね。」
「やっぱ数学の大問1⃣がポイントだね。 毎回の授業でチェックしていかなきゃね。」
とこれからの授業方針も決めたうえで、
生徒個々へ入試の攻略法を伝え共有していきます。
「先生たちで、●●ちゃんの入試当日の得点を考えてみたんだ!」
「えー スゴ! 何これ? これ通りやれば平気??」
「●●ちゃんのポイントとしては、“ここ”と“ここ”ね。 ここで、合否の差が出るよ!」 と
「数学の“ここ”と国語の“ここ”は解くのに時間がかかるからあなたは解かなくていいから!
その代わり“この”問題に時間をかけなさい。」
「え? 捨てるの? 怖い~ でも、同じ5点だからいいのか。」 と
ポイントも伝えながら共有していきます。
こうやって個別の対応が出来て、個々の問題毎に対応できるのは、
個別の特徴でもあります。
前述したように、都立入試は当日必要点というものがあり、
例年入試の型や配点が決まっているので得点計算をすることが出来ます!
本人の特徴をしっかりと把握できていれば
都立入試の約110問全問題を分析することで
どこで、得点すべきかを共有して入試までの勉強を進めることができるのです!