一昔前!

h-nakanishi

今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!

2月中旬から定例カウンセリングを実施していました。
子供たちの普段の生活の様子を伺えるチャンスです!
塾としては成績をあげるために塾以外の時間・生活をどのように過ごしているのかを
把握することはとても重要な要素になります。
そこで、普段皆様へ必ず聞いているのは、
「普段何して過ごしてますか・・・?」
TVはどんな趣向があるのか?読書はしているのか?ご家庭での会話は活発なのか?
規則正しい生活を送れているのか?家のお手伝いをできているのか?
勉強時間を確保できているのか?これからどれくらい時間をプラスできそうか? などなど
気になることはたくさんでそこで色々な情報を得ることができます。

一昔前では、(とは言っても5年前くらいまでですが)
「TVは○○とか見てますよ。」とか「本も●●読んだりしてますよ。」とか「パソコンで動画見たりしてます。」
だったりしたのですが、
ここ数年では、同じ質問をしても「スマホばっかりですね。」 で終わってしまいます。
中身をこちら側が確認する必要があります。
「電話? LINE? YouTube? GAME? Music? ネット? ・・・」

今まで知りたかったどのようなことに時間をかけているのか?というものが
全てスマホの中に入っているのです!
このスマホの浸食スピードとても早かったですね~

ふた昔前の私やお父様・お母様の学生時代だったことを思い出してみてください。
テレビやゲームはリビングでしかできませんでした。
電話をするにも家の人に取り次いでもらったり、22時を越えたら視線が痛かったものです。
本や雑誌、マンガだって大事なお小遣いから捻出して貴重なもので、次の発売をワクワクして待ったものでした。
これらがスマホ1つですべて勉強机の上で可能になってしまったのです。時間を選ばず24時間!
この変化の違い、親御様なら私と同様に痛感するはずです。脅威です!
こういった環境の中で、今の子供たちにそんなに自制心がありますか?
勉強ができる環境ですか・・・?
前述しましたが、ふた昔前は“楽しみ”は貴重な体験でした。
だからこそガマンも出来たし張り合いにもなったものです。
しかし、今となって(スマホ)は勝手に音まで鳴らして知らせてくれます。
勝手に趣向を判断して次の楽しみまでおススメしてくれます。
お金が貴重ではなく、データ量(重さ)が貴重になります。

それくらい時代が恐ろしいスピードで変わっていっていると実感します。 もちろん、私や親御さんもスマホを持って便利さを享受しています。
絶対反対!とも言い切れません。
しかし、大半の子供たちも使いこなせていないものです。
使う上ではやはりご家庭内でのルールが必要だと思います。
スマホを使い込んでいる。家庭内のルールが弱い。
という場合は、成績の伸び悪いです。これは言い切れます!
親の目の前以外では、マッチ・ライター・刃物を使わない!
知らない人だったら玄関のドアはあけない!
と同様に各ご家庭でのルール決めてみてはいかがでしょう・・・?

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