今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
今月から中3生は、会場模試を受験しに行く機会も増えていて
受けに行ってもらっています。
せっかくのお休みを使って試験を受ける訳なので、より模試を効果的に活用しましょう。
定期テストの受け方も同じですが、今回は模試の受け方について紹介します。
模試を受けるまで
模試は、現状での実力を知り今後の対策を練るために受けます。
そこで、今の実力で本番に挑むとどうなるのかを知る必要があります。
本番の入試で適当に答える人はいないでしょう。
だからこそ、模試でも最大限の力を出したいところです。
そのためには、
①本番さながらの準備をし、朝食を取り、時間にも余裕を持つ
入試当日は、みな緊張をするものです。模試でこの緊張感に慣れておくと、他の子よりも実力が出せるはずです。
過度の緊張は不要ですが、緊張感を持って本番さながらの気持ちで臨みたいところです。
②しっかり休憩を取る
ほとんどの模試は1日がかりで行います。
高校受験では、5教科。センター試験では、7科以上受けることになります。
休憩時間は、水分や糖分補給をして、トイレへ行くなどして試験中に集中できる状態を
作れるようしっかり休憩しましょう。
③時間配分や解答順序を決めておく
解答は、必ずしも大問1から始める必要はありません。
解答が開始になったら、まずは全問題に目を通し、解答の順番・各問題に掛ける時間を
あらかじめ想定しておきましょう。
1問に時間を掛けすぎた結果、他の問題にまで手が回らず、本来ならば得点できたところを
落としてしまうことはよくあります。
時間のかからない問題や得意な問題から始めていきしっかり得点していきましょう。
④志望校はあらかじめ決めておく
志望校のコードをコード表から探して記入するのは結構面倒です。事前に書く志望校を決めて
おきましょう。第一志望や第二志望は決まっているとは思いますが、書けばその分のデータが
返ってくるので、第三志望以降も決めておき、記入しましょう。
第三・第四志望はランクを一つ上げたところ・下げたところを書くなど、ランクの違う大学・
高校を並べたほうが分析のときに便利です。
⑤時間に余裕があれば、問題用紙に自己採点用で自分の書いた解答を書き写しておく
中学生は少し練習が必要かもしれませんが、高校生は必ず行うようにしましょう。
模試を受けたあと
①当日または翌日に自己採点をする
模擬試験を受けた当日や翌日など、解答の記憶があるうちに採点しましょう。
時間を空けすぎると自分の解答を忘れてしまったり、悩んだ問題や解いた順番など
忘れてしまうと、解答・解説を見てもあまり意味がありません。
②結果表を見て分析をする
結果表が返ってくると、得点や偏差値、順位や判定だけに注目しがちです。
確かに一番気になる情報ですが、どの教科のどの分野が出来ていて、
どの部分が弱いのかを分析しましょう。
どのように間違えたのかも分析できると、次回類題が出た時には正解できるようになります。
③1ヶ月後程度に再度チャレンジする
模試は、本番の問題を分析して設問されています。
模試でしっかり点数が取れれば本番もとれるはずなのです。
これから時間のない中新しい問題集に取り組むよりも、模試の問題を何度も解きなおして
解けるようになる方が、効果的です。模試を新しい教材として何度も解きなおしてみましょう。
時間をあけることで、自分の成長を感じることもできます。
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