こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
教室では今、2学期の期末テストに向けた学習をしています。
西東京市のひばりが丘中は、16~18日
東久留米市の南中では、21・22日
という日程で、テストが実施されるわけですが。
教室ではまず、生徒それぞれに『範囲表』を持ってきてもらい、
テスト範囲はもちろん提出物の確認をします。
ただ、その内容を見て、「ん?」と考えてしまうことがあります。
ある学校のとある学年では、国語の授業が2つに分かれています。
クラスによって担当する先生が違うということですね。
これ自体は何ら珍しいことではないんですが、なんと定期テストで解く問題までも別なんです。
問題が違うということは、当然難易度も違います。それで同じ評価(5段階)をする。
ちょっと考えられません・・・。
こんなこともあります。
数学では、学校ワークの提出も評価の対象になります。
今回やるべき内容は40ページ近くにもなるのですが、このワークを担当の先生がなかなか
返却してくれません。40ページって、結構な分量だと思うんですけどね。
2週間前になってやっと返却されたなんてことも、ざらにあります。
これじゃあ、こなすだけになってしまって、充分な対策が出来ません。
生徒も大変です・・・。
一方では、こんな表記をしている科目がありました。
今回、授業があまり進められなかったからでしょうか。
なんと、<中間テストとほぼ同じ問題を出します!(20点分)>
これには、私もビックリ!
この科目に関しては、該当する生徒全員に授業とは別に時間を取り、
もう一度中間テストを解き直しさせたのは言うまでもありません(笑)。
そういう事情もあり、教室では生徒にテスト対策を受講することはもちろん、
自習に来ることを勧めています。
生徒も、教室に来て直接指示・アドバイスが受けられれば、より精度の高い対策を取っていけるからです。
教室では、毎回授業が終わると講師が生徒に、「自習していかない?」と声掛けをしています。
そのまま残って自習していく生徒もいれば、別の日に自習に来る生徒もいます。
一方で、自習することを頑なに拒否している生徒がいました。
「いや、帰ります。」 (即答です・・・)
「勉強の道具、持ってきていないんで。」 (塾のテキストがあるじゃないか!(笑))
そんな生徒ですが、昨日同じような声掛けをすると、
「明日、自習に来ます。」と返答が!!
・・・正直、私も講師もビックリしてしまいました(笑)。
本人の中で、気持ちの変化が出てきたことに驚きと喜びがありました。
そのやり取りを親御さんに伝えると、「やっと行動が変わってきた。ようやくだけど、良い感じ。」と喜ばれていました。
もちろん、自習に来ただけで成績向上が約束されるわけではないですが、
『小さくても大きな一歩』を踏み出したことは間違いない。
この行動が、しっかりと『結果』につながるように、最大限サポートしていきたいと思っています。