「かかり」過ぎ?

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

教室は昨日から夏期講習再開しています。
再開初日、みんな元気に教室に来てくれましたが
一人だけ遅れてくる生徒がいました。
中3のYくんです。

ちょっと調子が悪く様子を見てから来たんだとか。
聞くと、お盆休みの間もあまり調子が
良くなかったようで・・・。

それと関係あるかは分かりませんが、
少し気になることがあったんですよね。

お盆前の授業でのこと。
Yくんに「お盆休みはどうするの?」と聞くと
「ずっと勉強してます」との返答が。
「夏期講習、しっかりやってきたという自負があるなら
お盆休みくらいはリラックスしても良いんじゃない?」と言うと
「いや、時間ないんですよ」とYくん。

Yくん、夏期講習に入ってから毎日3コマ~4コマ授業があり
加えて空き時間はほとんど自習していたんですよね。
よく頑張ってる。良い傾向だ。と思ってたんですけど、
上のようなやり取りがあって、少し心配になってきて。
ちょっと「かかり過ぎ」てるんじゃないか、と。

「かかる」とは、競走馬がレースで気性の激しい部分を出してしまい
騎手が競走馬を制御できていない状況のことをいいます。
そこから転じて、入れ込み過ぎている・前のめりになり過ぎている
状態を指してかかり過ぎと言っているわけですが。

確かに、この夏は『1・2年の総復習』という
大きな目的をもってスタートしました。
覚えないといけないことが山ほどあります。
もしかしたら、やってもやっても覚えられない。
覚えても次から次へと覚えるべきことが出てくる。
そんな感覚になっているのかもしれません。

だからこそ「時間がない」という言葉が
口をついて出てきたんでしょうけど。
でも、それで心も体もバランスを崩してしまっては
意味がないですよね。

本人のやる気を削ぐようなことはしたくないので
声掛けには十分注意しないといけませんが。
受験までまだ先は長いです。
ここで燃え尽きないようにしないといけませんよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です