出題範囲が狭まります

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

コロナの影響が様々な所に出ていますね。
学校は再開し出していますが、まだ通常授業には
なっておらず、部活動なども当然出来ていません。

一方、ニュースなどを見ていると。
5月の交通事故件数が減っていたり、
お隣の埼玉県では大気の状況(環境)が
大幅に改善したといったことが報じられていました。
これも外出自粛、いわばコロナの影響によるものと思われます。

そんな中、影響はこんな所にも。

一昨日、東京都教育委員会から来年の都立高校の入試について
5教科で出題範囲を狭めることを決めたと発表がありました。
長期間休校が続いて授業ができず、学習に遅れが出ていることが
その理由です。

国語は3年生の教科書で学習する漢字が除かれるだけですが、
英語は関係代名詞の一部(制限的用法)。
数学だと三平方の定理や標本調査などが対象単元です。

結構重要な単元だと思います。
関係代名詞にしても、三平方の定理にしても
高校以降も使う重要なもの。
これを除くというのは凄い判断です。

ただ、3月の休校から6月まで3か月ほど休校期間が
続いていたので、学習する機会も減ったわけですし
当然と言えば当然なのかもしれません。

関係代名詞や三平方の定理だけでなく、
例えば理科では運動エネルギーや地球と宇宙など
理解するのに苦労する単元も削除対象となっています。

生徒にしてみると、これはある意味ラッキー
なのかもしれませんね。
理解するためにかけていた時間を
他の単元に回せるわけですから。
まあその分、他の単元がより『深く』出題される
可能性があるわけですが・・・。

これからも、色々な場面で様々な状況が生まれると思います。
今年一年は本当に特別な年になりそう。
アンテナを立てて、情報を聞き逃さないように
しないといけないですね。

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