「私、カメレオンなんです…。」と悩んでいる子がいました。
体色を変化させ、舌を伸ばして虫を捕るなど、特異な爬虫類としてよく知られるカメレオン。
どうやらその子は周りの状況に合わせて自分の色を変えて生きているそうです。
自分自身が確立していないことを悩んでいるようですが、
調和を保つためにその場の空気を読んで色を変えられることは悪くないと思います。
つまりはその子の中にはいろいろな色が備わっているということですから。
小さな子どもは家庭の中で感性の基盤が作られています。
そして、活動の幅が広がるとたくさんの人と知り合い、
その中でいろいろな価値観を学びます。
教室には多種多様な性格・特技を持った講師・スタッフがおります。
積極的にコミュニケーションをとることで、
いろいろな色を感じ、吸収し、交じり合い、新しい色が生まれると思います。
教室では子どもたちに感性豊かな人になってほしいと願っています。