こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、数学の授業をしていた時のこと。
この時期は中学生も高校生も
『確率』を扱うことがあります。
そこでよく問題の題材として扱われるのが
『トランプ』です。
ジョーカーを除く全てのカードの中から絵札を引く確率は?
なんて問題、出題されがちですよね。
ただ、生徒が問題に答えられません。
それは確率が分かっていないからではなく、
『トランプ』を知らないから。
中学生だけでなく、高校生でも
知らない子がいました。
全部で何枚あるのか?
カードは何種類あるのか?
そもそも絵札とは?
確率の問題を解く前に、トランプの
説明からしなければなりません。
もう何年も前から、トランプを知らない
生徒はいました。
が、ここ数年は知らないという生徒の
数が多くなっている気がします。
以前ここでおつりを知らない子ども
たちが増えているなんて話をしました。
(参照:『おつり』を知らない?)
これをどう捉えるかだと思うんですが。
時代の流れだからしょうがない、とするのか。
いや、時代に関係なく知っておかなければ
ならないことだろう、と考えるのか。
トランプはどっちでしょう???
時代に合わなくなってきたゲーム?
それとも時代に関係なく普遍的なもの??
改めて、私たちの『当たり前』が
当たり前ではなくなっていることを
強く感じました。
が、一方で。
知らないものはしょうがないかなとも思いつつ、
でもやっぱりトランプは知っておくべき
なんじゃないの!?とも思った私です。