勉強に向かう第一歩は

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

教室近隣にある「ひばりが丘中」・「南中」は、期末テストが終了しました。
まだ結果が出揃っていないのですが、生徒それぞれに出来たところ・出来なかったところと
あるようです。

テスト前の取り組みがどうだったのか。
当然、学校の授業も塾での授業も大事ですが、
やはり、満足のいく結果を残すためには、家庭でどれだけ勉強できるかがポイントになります。

保護者様に、生徒の家庭での様子を聞いてみると、 
「宿題しかやらないんですよね」
「テレビばかり観ていて、ちっともやろうとしないんです・・・」
なんて答えが返ってきます。

そうなると保護者様は、つい
「勉強しなさい!」
「いつまでテレビ観てるの!」
と、声を荒げ、厳しく言ってしまうようです。

これ、難しいところです。
厳しく言わないでおこうとすると、何もやらない。
じゃあ、厳しく言ってみたらどうか。
反発するばかりで、やはりなかなか勉強には向かわない。

中国語では、「無理や無茶をする事」を『勉強』と言うそうです。
勉め強いると書く様に、中国語の意味同様、日本語でも
仕方なくやる・無理矢理やるというような意味に近づいてしまっているのかもしれません・・・。

ここでも何度か書いていますが、教室では自習を勧めています。
〇家にいると誘惑(テレビ・漫画・ゲームetc)が多い。
〇人の目がないと、なかなかやる気になれない。
〇「分からない所を聞ける」という環境が大事。
そんな理由から勧めているわけですが、実は自習を勧めるのには
もう一つ大きな理由があります。

それは、自分の意志で行動するということ。

自習を勧めるのは、自習を強制することとは違います。
言葉を投げて、そこから先の決断・行動は本人の意志です。

生徒が考えたり・判断したりする前に強制してしまう事は、
生徒自身で判断するチャンスを奪ってしまう事になります。
そうすると、他人が代わりに判断してくれるため、学ぶ意欲や必要性は消滅・減退してしまいます・・・。

自分で考え・自分で行動する。
それが勉強に向かう第一歩になるわけです。
自習に来るということは、間違いなく本人の意志。
それを繰り返し、自分の意志で勉強するという経験を積み重ねることが、
結果として「意欲」につながっていくのです。

先に紹介した声掛けが、
「よく頑張ったね!」
「あなたが頑張っていたの、ちゃんと見てたよ」

と変わるように。
そのお手伝いを、教室でしていきたいと思っています。

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