先日のブログ『合ってはいるけど・・・①』の続き。
小学生の授業でのこと。
今日は算数編です。
小4以上になると、算数の計算も複雑になります。
これまでは与えられていた式があって、=をつけて答えを書けばよかったのですが、
徐々に一度では答えが出せず、途中式の必要性が出てきます。
例えば、一番簡単な例でいうと
(16+9)×3
これはまず( )の中を計算してから3と掛け合わせるのですが、
まぁ、ぎりぎり頭の中で暗算でできちゃう子もいます。
そうすると上記の式の右側に=75と書けば終わり・・・
になりますね。
ただ、もし答えが違ったときに、どこで間違えたのかこちらからはまるで見えません。
16+9の計算段階で間違えたのか、25×3の計算段階で間違えたのか…。
両方とも筆算で計算してもらっていいのですし、
(16+9)×3=25×3=75
としっかり途中式を残してもらうように声掛けしています。
生徒によっては筆算を消してしまったり、自宅でいらない紙にやってきたからと手元になかったり…。
あるあるのミスとしては隅っこに小さく筆算したが、
その答えの数字を見間違えた結果、答えも違ってしまう・・・なんていうもの。
これが習慣になってしまうと、後々もっと複雑な計算が出てきたとき、
つまりは中学生になったときに困ります。
せっかく縁あって小学生からお預かりしているので、
大切なルールを徹底させてそれが身体にしみついてから進級してもらいたいと思っています。
「あー、うるさい。」「あー、こまかい。」
文句言われる覚悟で日々接しています!!