小中学校で教える内容を示した学習指導要領の改訂案が本日公表されました。
小学校の英語は3年後から3年生に前倒しされるほか、5年生からは「読む」「書く」を加えた正式な教科となり、
授業時間も今の週1時間から2時間へと増えます。
また、プログラミング教育の必修化が盛り込ました。
これらの教育のためにさらに“脱ゆとり”が進んでいくことになります。
現在、教室でお預かりしている小学生は、いろいろな習い事をしている子が多いです。
ピアノ、ギター、体操、サッカー、スイミング、スケート、英語など様々です。
平日全て別の習い事が入っていたり、土日までも習っていたりします。
子どもではありますが、忙しい毎日を過ごしているように感じます。
いろいろな経験ができ、早くから子どもの得意を見定めることができることはいいことです。
ただし、そこには代償も…。
同年代の子どもと外で遊ぶ時間が減ってしまったり、家族団らんの時間が減ってしまったり。
同年代の子どもとの遊びの中では、トラブルが生じても子どもなりに解決する術が自然と身についていました。
家族団らんの時間では、一日の出来事を家族で共有することにより、自分のことを理解してくれることへの安心感が満たされていました。
社会のニーズに合わせた教育が進められるのは大切ですが、子どもの心の教育が疎かにならないように教室でもサポートしていきたいと思います。
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