宇宙人

t-nakanishi

教室では塾生の保護者様とカウンセリングを行っています。

受験生だけでなく、日々の授業報告をして、家での様子・学校での様子をお伺いします。

年に3回、子どもの成長を共有する機会を設けています。

 

昨日、今日と続けて小学生の男の子のお母様とお話する機会がありました。

塾に行くことを楽しんでくれている

と嬉しいお言葉をいただけました。

 

そして、共通して出たお話なのですが、

「わが子ながらよくわからない。」

「自分の子どもの頃と比べて全く違う。」

ということ。

 

例えば…

もう使えないくらい短い鉛筆が引き出しにいっぱい入っている

とか、

当校時間が異常に早い、クラス一番を目指している

とか、

暑くても寒くても脱ぎ着なんかしない、朝、送り出したままの格好で帰宅する

とか、

ランドセルの奥底から蛇腹状のお手紙が出てくる

とか、

連絡帳はその日、その瞬間に開いたページに書く(前から順に…なんてルールはなし)

とか。

 

もう私もかれこれ長くこの仕事をして、たくさんの男の子と出会ってきましたが、

もっとたくさんの伝説を知っています(笑)

 

始めは私も一つ一つに衝撃を受けていましたが、

昔、ある本で次のような言葉に出会い、私はすごく腑に落ちました。

 

『男の子は宇宙人と思え。』

 

「自分が生んだ子なのに、信じられない…。」

と落乱されるお母様が多いのですが、いいんです。

宇宙人なんです!

理解しようとしないでいいんです。

 

もちろん命に係わる危険が伴うことは厳しく注意すべきですが、

男の子ってそういうものなんだ~とある程度楽しんで受け止めたらいいんですよ♪

 

理解できなくても、見守りは続け、成長を共有していきましょう。