写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。
今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
『旭酒造(本社:山口・岩国市)「株式会社 獺祭」に社名変更』
というネット記事を見ました。
国内外で人気の日本酒「獺祭」で知られる会社で、
獺祭を日本発のグローバルブランドとして海外での展開を加速してくため
と書いてありました。
私も好きなお酒でありますが、
いっしょに飲んでいた子供のころからお世話になっている(酒飲みの)おじさんに言われたのです。
「●●(私の名前)! この獺祭の意味知ってるか?!」
と、一升瓶を抱えてラベルを指さして絡まれました!
「この獺って字はな・・・ ~~~ ・・・」 と
説明してもらいました。
と、塾ブログなのでお酒の話はここまでにしてここからは
『獺祭』という言葉について書きたいと思います。
「獺」というのは、動物の「かわうそ」を指します。獺(かわうそ)は魚を捕らえたあと、その獲物を並べてお供えのようにする習性があります。この行動を表現する言葉が「獺祭」です。獺祭とは、かわうそが獲物を整然と並べる様子を意味していて、「努力して成果を追い求める」という姿勢を象徴しています。
さらに中国の晩唐の政治家であり詩人の、李商隠が自ら「獺祭魚・獺祭」と号しました。
文章を作る際、多くの参考書を自分の周りに並べるように置いた様子を、「獺祭」と比喩したのです。
そこから転じて、多くの書物を調べ、引用する人の様子を指す意味も獺祭に加わりました。
もう十数年前のお話でしたが、
今回の記事を見て思い出しました!