写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。
今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
先日、国語の授業で・・・
教科書内容の解説をしてたんです。中2の“アイスプラネット”という単元です。
居候している僕(悠)のおじさん(津田由紀夫38歳)「ぐうちゃん」 が
世界で一番長い蛇 アナコンダ や
口の大きさが1mぐらいある 3mのナマズ など
でっかい動物の話。
地球の中にある小さな小さな美しい氷の惑星。アイスプラネットの話 を
今どきの中学生にします。
と、詳しいあらすじはカットします!が・・・
授業の解説時に
「アナコンダは知ってる?」
「大きさイメージできる??」 と
僕(悠君)と同じ中学生に聞いてみました。
「分かりますよ~! ここに写真も載ってましたよ。」 と
教科書に載っている挿絵(写真)を探して見せてくれました。
「そうそう! コレ、大きいでしょ~?!」
「でも、先生これCGですよね? 本物ですか? ほんとは居ないですよね??」 と言うのです。
『オッと!!』
正直・・・ちょっと動揺してしまいました。。。
物語中の僕(悠君)や同じクラスの吉井と今村は
「本当なら証拠の写真を見せろよ!」 と詰め寄り
最後には、
届いた封筒から
人間の倍ぐらいあるでっかいナマズと写真 と
北極の海に浮かぶ、見たものを幸せにするという、氷の惑星の写真 が
2枚出てきた。 のだが・・・
教科書の挿絵(写真)を見た本当の今どきの中学生は、
そんな写真を見てもCGだと思ってしまうのですね。。。
画像や動画がこれだけデジタルの時代になり手元に溢れるほどあるようになると、
本物との区別なんてとても曖昧なものになってしまうのですね。。。
そう考えると、
より一層、物語中で語られている
ぐうちゃんの手紙でぐうちゃんが伝えたかったことというものが
大きく、強く感じられました。
悠君にも、いつか見てほしい。若いうちに勉強をたくさんして、
いっぱい本を読んで、いっぱいの『不思議アタマ』になって世界に出かけて行くとおもしろいぞ。
世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。誰もが一生懸命生きている。
それこそありえないほどだ。それを自分の目で確かめてほしいんだ。