旧紙幣、いつまで??

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

いよいよ来年7月から新紙幣が発行されるようです⤵

渋沢栄一などの新紙幣 7月3日発行(讀賣新聞オンライン 12/12(火) 14:39配信)

1万円札・・・渋沢栄一(近代日本経済の父と呼ばれる)
5千円札・・・津田梅子(日本の女子教育に尽力。津田塾大学の創始者)
1千円札・・・北里柴三郎(近代日本医学の父。予防医学の礎を築いた人)

2004年以来20年ぶりの刷新ですから、
高校生、大学生くらいまでは紙幣刷新は
初めての経験ですよね。

1万円札の変遷(聖徳太子 ⇒ 福沢諭吉 ⇒ 渋沢栄一)
も知らないでしょうし、ましてや500円札や2000円札
なんか、「そんなのあったの?」ってレベルでしょう。

さて。
新紙幣が出るということは、旧紙幣は役割を終える
ということになります。
では、その旧紙幣はどこに行くかご存じですか?

実は、旧紙幣は日本銀行(以下、日銀)が回収し
廃棄することになっています。
日銀は、銀行の中の銀行ですからね。
日銀が世に出回る紙幣の量を判断・調整しているわけです。
で、各銀行・金融機関と紙幣のやりとりをして、
新紙幣を世に出す代わりに旧紙幣を回収していくんですね。

回収した後は燃やして処分することもあれば、
トイレットペーパーなどにリサイクルされることも
あるんだとか。

もちろん、新紙幣が出た段階で旧紙幣が
使えなくなってしまうわけではありません。
福沢諭吉の1万円札も、野口英世の1千円札も、
先に挙げた500円札や2000円札ですら
お金としての価値を失ってはいません。

ただ、例えば自販機などは旧紙幣(硬貨も含む)が
使えなくなっているものがありますよね。

以前ニュースで見ましたが、コンビニで会計時に旧札を出したら、
店員に偽札だと疑われてちょっとした騒動になった
という嘘みたいな本当の話もありました。
大学生の店員さんが旧札を知らなかったことが
その原因のようですが。

だから、旧紙幣は使えますと言いながら
実は使い勝手の悪いものになってしまうんですよね。
そもそも新紙幣を発行して、世に言われる『タンス預金』を
消費や投資に向かわせたいという思惑もあるようですから、
いつまでも旧紙幣を持っておくなということなのかもしれません。

前回の紙幣刷新時、私は旧紙幣を使わずに
数枚持っていた気がします。
いつか価値が上がるかも?なんて思いながら(笑)。
でも、いつの間にかなくなってたんですよね。
使っちゃったかな??

7月の新紙幣発行時には、前回と同じく
旧紙幣を持っておくつもりですが、
気付いたら使っちゃってるかもな・・・(笑)。

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