こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
いやぁ~、雪が降っています。
数日前のぽかぽか陽気は
どこへいってしまったのでしょう。
ここ数日で、気温は4か月分変動があった
と天気予報で言っていました。
例年でいうと、1月の最高気温が9度前後。
4月は19度前後。
一昨日から今日にかけて10度ほど
気温が下がっていますから、4か月分と
言われれば確かにそうですね。
そんな気温の低い今日は祝日。
これだけ寒いとピンとこないかもしれませんが、
春分の日です。
2018年現在、日本には祝日と呼ばれる日が
16日あります。
アメリカは10日しかないそうですから、
日本はちょっと多いですね。
で、その16日のうち
成人の日:1月の第2月曜
海の日:7月の第3月曜
敬老の日:10月の第2月曜
などのように、日にちが決まっていない祝日が
あります。
春分の日も、まさにそれにあたります。
二十四節気の一つである春分は、太陽が
春分点を通過する日です。
太陽が毎年同じ日に春分点を通過するわけ
ではないので、日付が定まらないんですね。
余談ですが、二十四節気には夏至の日や冬至の日も
ありますが、こちらは祝日ではないんですね。
というか、春分・秋分以外に祝日になっている
二十四節気はありません。
これは何故か?
実は、春分や秋分は戦前の祝日の流れを
引き継いで設定されたものなのです。
細かい話は省きまずが、戦前に定められた
祝日を戦後も引き継いでいるというわけです。
さてさて、その春分の日ですが。
この日の行事としては、何よりも
『お彼岸のお墓参り』
が有名ですね。
春分の日・秋分の日で、それぞれ春彼岸、秋彼岸が
ありますが、これは春分(秋分)の日をはさんで前後
3日の計7日間で先祖の供養をしましょうというものです。
彼岸とは、簡単に言うと極楽のこと。
そして、いま私たちが生きているこの世界を
「此岸(しがん)」と言います。
彼岸は西に位置し、此岸は東に位置する
とされています。
春分(秋分)の日は、太陽が真東から昇って
真西に沈むので彼岸と此岸が最も通じやすい日に
なると考えられて、この時期に先祖供養をするように
なったというわけ。
私もちょっと遅くなってしまいますが、
25日にお墓参りに行く予定。
週末になれば暖かかった陽気も戻る
ようですし、皆さんもご先祖様の
供養に行ってみてはいかが。
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