こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
今日テレビで天気予報を観ていたら、桜の開花予想をしていました。
東京と福岡が3月22日で、それ以外は24~25日辺りから
少しずつ日本列島を北上していくとの予想でした。
これから日が経っていくと、桜の花も開き始め、
『開花予想』から『開花宣言』に変わっていくのだと思いますが。
そもそもこの開花宣言。
皆さんは、どのような条件で出されるか知っていますか?
まず、気象庁が開花を予想する前に観測する木を決めます。
周りの影響をあまり受けない木を、標本木(ひょうほんぼく)として定めています。
この木は毎年決められているので、ころころ変わるわけではありません。
(老化や周囲の環境の変化によって変更されることはあるようです)
ちなみに、東京の標本木は靖国神社にあります。
開花宣言は、この標本木の花が5~6輪開いた状態のときに行われるのです。
標本木を基準にしているので、周りの桜が咲いていても標本木の花が咲いていなければ、
開花宣言はありません。
逆に周りの桜が咲いていなくても、標本木の花が咲いていれば開花となるわけです。
また、開花宣言だけでなく『満開』の発表も標本木を基準にしています。
標本木の80%以上のつぼみが開くと、満開というわけ。
開花宣言から、満開までがおよそ1週間。
そこから満開の期間が1週間弱程度。
もちろん、天気・気温に左右されるものですから、
(期間は、寒ければもっと長く、暖かければ短い)
多少の前後はあると思いますが、だいたい宣言から2週間くらいが
いわゆる花見が出来る期間になりますね。
この文章を書いていて、以前よく行っていた桜並木を思い出しました。
私の実家の近くに、数キロにも及ぶ桜並木があるんですよ。
実家に住んでいた頃は、毎年のように足を運んでいたんですが、
ここ数年はタイミングが合わなくて行けずじまい。
久々に桜を見てみたいという気持ちが湧いてきたので(笑)、
今年は是非とも行ってみたいと思っています。
皆さんも、上記を参考に花見のスケジュールを立ててみてはいかがですか?