写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。
今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
前回、新年度カウンセリングでお話した内容と教室での子どもたちへの接し方を
ご紹介していたら意外と長文になってしまいそうだったので、何回かに分けてご紹介します。
今回は第二弾です!(第一弾は【勉強しなさい!】です。)
前回は、日々のコミュニケーション・問いかけが大切です。
というお話をしました。
コーチングの手法では、こちらが答えを与えるのではなく、
質問をして相手に答えを考えさせるようにします。
日々のコミュニケーションや問いかけが少ない場合や自分で考えて答える癖のついていない子の場合は、
質問をしても
「別に・・・」「ふつ~。。。」「わからない。」 としか答えない子がとても多いです。
この3語だけで会話を乗り切ってしまう子も多いです。
そんな子たちへはなるべくYes/Noで答えられない問いかけをするようにしています。
たとえば・・・「今日学校楽しかった?」 と聞くのではなく、
「今日学校何が楽しかった?」「今日学校どうだった?」 などです。
そうすると、Yes/Noでは答えられないので
「別に・・・」「ふつ~。。。」「わからない。」 という答えでも
「別に・・・何?」「何が普通。。。?」「何がわからない?」 と少し質問を増やすとまた少し考えるようになります。
コーチングの質問は、「投げかけることに意義がある」と、ある先生に教わりました。
人は、何か質問されると自然と意識がそこへ向かい始め「考えてみよう」という習慣が生まれます。
子どもの頃から、この習慣を持たせておくことは本当に重要ですぐに答えが引き出せなくてもいいのです。
考えてほしい方向に意識を向かわせることが大切です。
そのためには、今すぐに答えが返ってこなくても、問いかけ続けることが大切で
考える癖をつけさせることが重要なのです。
(・・・つづく)
関連ページ;
< 勉強しなさい!(第一弾) >
< 小さいことですが! >
< 自分で考えて! >