別れの季節、街中では花束を抱えている人がちらほら。
子どもたちにも別れのタイミングはあります。
先日、小学校を卒業した生徒に聞いてみました。
「卒業式、どうだった?泣いた?」と。
すると「なんかねー、泣かないつもりだったのにつられちゃったー。」と答えていました。
本人は照れくさそうでしたが、
涙できる子だということを知ることができなんだか嬉しく思いました。
「え~! 先生が小学生の時なんて号泣だったよー!」 と
大昔話をしながら、改めて
「卒業。おめでとう!」 と
伝えました。
色々なことを見て、感じて、経験していく中で、
面白い・楽しい・嬉しい・悔しい・苦しい・辛い・悲しい…
のようないろいろな感情がわいてきます。
面白いことを声に出して笑ったり、悔しい気持ちを言葉で伝えたりすることと同じで、
悲しいときに涙することはごく自然なこと。
周りの目を気して、ぐっと気持ちを押し殺すのではなく、
ただ心のままに涙できる素直で感受性豊かな子であってほしいと思います。
教育理念にあるように、感性豊かな人材を育成していきます!